石山寺から瀬田川を琵琶湖に向かって北上し近江八景のひとつ瀬田の唐橋を過ぎ、木曽の義仲で有名な義仲寺に詣り琵琶湖周航の起点浜大津から琵琶湖疏水沿いに山手に向かうと西国第十四番札所の三井寺こと園城寺に到達します。道中は、桜の名所が続きます。
![イメージ 1]()
![イメージ 2]()
![イメージ 5]()
![イメージ 3]()
![イメージ 4]()
園城寺は、第28代から30代の天智・弘文・天武天皇の時代に建立され、その後何度も兵火にみまわれました。
しかし豊臣・徳川氏からの援助により再興し、寺内には国宝や重要文化財が数多く残っています。
国宝の園城寺金堂は桃山時代の建築様式を残し、現存の建物は秀吉の妻である北政所によって建立されたものです。
御本尊:如意輪観世音菩薩
御詠歌:いで入るや波間の月を三井寺の鐘のひびきにあくる湖
三井の晩鐘も近江八景のひとつです。
帰りに門前で弁慶が三井の晩鐘を比叡山まで引き吊り上げた怪力にちなんで名づけられた三井寺力餅をいただいて再び山を越え京都にもどります。